部屋が明るい賃貸物件の特徴とは
直射日光がまともに差し込んでくる状態は好環境とは言えませんが、日差しが弱くて部屋が暗すぎるのも問題があります。やはり適度な日差しがあったほうが、照明の電気代を抑えられる、洗濯物を部屋干ししやすい、などのメリットを期待できます。また室内に湿気がこもりにくく、カビが生えにくい住環境を維持できるでしょう。
あと意外なメリットには体調が安定することがあり、これは日光を浴びられるからです。人間の身体は日光を浴びることで、体内時計の狂いを修正しています。体内時計を毎日リセットさせることが、体調を安定させるポイントです。体内時計が正常になれば自律神経を正せる、睡眠の質がよくなる、ストレスが溜まりにくい、などのメリットも期待できます。
風通しの良さはなぜ大切なのか
賃貸物件の内部環境において、風通しの良さはあまり重要ではないと考えるかもしれません。しかし快適な住環境を維持するには、風通しは非常に大きなポイントとなります。風通しが悪いと空気の循環も悪くなるので、室内にニオイが残りやすくなります。また湿気が溜まりがちになり、カビが発生するリスクが高くなるのも問題です。
風通しが悪い場所は、害虫が好みやすいという問題もあります。特にダニが発生しやすくなるので、ダニアレルギーの人は要注意でしょう。また一軒家の賃貸物件では、床下がシロアリに狙われやすくなります。シロアリ駆除費用は管理会社が負担してくれるにしても、室内をシロアリが飛び交っている状態は気持ちのいいものではないため、風通しが良いことは非常に重要となります。